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ナトカリ比!

今日はナトカリ比について考えていきます!
私自身も実際に測ってきました!
結果は写真の通りです!素晴らしいでしょ?

ナトカリ比とは?

そもそもナトカリ比とは何かを説明します。
尿ナトカリ比は、塩分 (ナトリウム) と野菜等 (カリウム) の摂取バランスを表す指標です。
食塩摂取が過剰になったり野菜に多く含まれるカリウムの摂取が不足すると数値が上昇します。

高血圧予防に貢献?

ナトリウム過剰とカリウム不足は、それぞれ単独で高血圧につながることが知られています。
特にカリウム摂取の重要性について、日本よりも高血圧に由来する心疾患の多いアメリカで行われた研究で、高血圧を防ぐ効果が示された食事があります。
その名を「DASH食」といい、Dietary Approaches to Stop Hypertension (高血圧を防ぐ食事方法) の頭文字をとったものです。
DASH食のポイントは2つあり、①カリウム・マグネシウムなどのミネラルを多く含む野菜や海藻、果物、ナッツ類、全粒穀物を十分に摂取すること ②肉類 (飽和脂肪酸) を減らし魚 (不飽和脂肪酸) 摂取を増やす、というものです。
カリウムやマグネシウムといった“天然の降圧薬”を十分に摂取することで、薬に頼らずに血圧を下げる効果が期待できます。

薬に頼らずに血圧を下げる!

食事でこれらのミネラルを十分に摂取できているかどうかを簡単に知る方法が、尿ナトカリ比です。
尿ナトリウムと尿カリウムの比は、ナトリウム・カリウム単独の値よりも高血圧との関連が強いことが報告されています。また、複数の研究で尿ナトカリ比が低いほど高血圧のリスクが低いことが報告されています。

先ずは検診を!

尿ナトカリ比を調べることで、自身の食事内容が適切かどうかを知ることができます。
尿ナトカリ比に関する知見が蓄積しつつある中、この度令和6年10月に日本高血圧学会から尿ナトカリ比の目標値が設定・発表されました。
日本高血圧学会では、尿ナトカリ比<2未満を至適目標、<4未満を実現可能目標としています。

塩分摂取を減らすとともに野菜摂取を心がけ、尿ナトカリ比を<4未満に抑えることで、薬に頼らずに高血圧を予防・管理し、将来の心臓病・脳卒中を予防することが期待できます。

ナトカリ比は尿を取るだけで調べられます!
是非チェックして、薬に頼らずに健康を心掛けましょう!