指定野菜
指定野菜とは!?
皆さんもうご存じだと思いますが、2026年度から「指定野菜」にブロッコリーが追加されることになりました。
この「指定野菜」とは消費量が多く国民生活上の重要性が高い品目として国が位置づける制度で、現在14品目が指定されてます。
「指定野菜」になると、市場価格が大幅に下がった場合の補助金が手厚くなるため、安定供給につながることが期待されています。
2026年度から「指定野菜」になるブロッコリー。国(農林水産省)が指定した野菜なのでいわば“国民的野菜”ともいえます。
ブロッコリーはもっと食卓に上る機会が増えそうですね。
指定野菜?特定野菜?
実は「指定野菜」に準じるものに35品目ある「特定野菜」があり、現在は「ブロッコリー」がこれに該当します。
そこで今回は、興味深いアンケートがあったので、ここで紹介したいと思います。
アンケートの内容は「ブロッコリーを除く34品目の『特定野菜』から次に『指定野菜』へと昇格しそうだと思うものはどれですか?」という質問をしたところ、1位「かぼちゃ」36.7%、2位「サツマイモ」31.9%、3位は「ごぼう」25.8%という結果になったそうです。
1位かぼちゃ2位サツマイモは、比較的味で評価しやすいのでわかりやすいですが、3位のごぼうは意外でした。
(前回投稿した花粉症にも効果があるとされてるので期待大です!)
もっと食べたい野菜は何ですか???
アンケートのもう一つの設問である、「『指定野菜』でも『特定野菜』でもないが、『もっと食べたい』と思っている野菜」についてでは、男女で約6ポイントの差があるものの、1位は「とうもろこし」が獲得。
これも意外でした。
今が正に旬のとうもろこし!甘くて美味しくて、調理しやすいのが評価されたのでしょうか?
生とうもろこしの時期が実は短くて、正味3~4カ月しかありません。季節を感じられる数少ない野菜です。
2位以下も、「男性」「女性」とも順位は異なるが、上位10品目中8品目は同じ野菜がランクインする結果になったそうです。
ランキングの特徴として、どの野菜も全体的に女性の方が割合が高く、野菜の摂取量を意識している傾向がみられる。トップ10のなかで最も大きく差が出たのは「えのき」で約11ポイント女性の方が高くなっていました。
私たちが普段何気なく食べている野菜はこのような制度で守られていたり、また最近では食べ方も豊富です。次に「指定野菜」に仲間入りしそうな野菜に注目して食事をするのも楽しいかもしれませんね。