年末!
本日、市場の今年最終営業日です。
今年一年、ありがとうございました。
しかし、今年の年末は本当に異常でした。
中央卸売市場での卸売価格の12月23日の平年比は、キャベツは404%(平年の4倍強)と突出し、はくさい211%、レタス193%、ピーマン167%といずれも高値で取引されております。
農水省が12月25日発表した「野菜の生育状況及び価格見通し(令和7年1月)について」によると、高値が続くキャベツ、レタス、はくさいの価格は、年明け1月も「平年を上回って推移」する見通しだそうです。
毎年年末には価格が上昇しますが、今年の高値は異常でした。猛暑などの影響があるのはわかりますが、恐らく原因はそれだけではなさそうな気がします。
日本の農業は超高齢化が進んでいます。
今後農業人口が減っていけば、国内の生産量は確実に減っていきます。
来年以降、一時的に安値になることはあっても続くことは考えにくい環境にあると思います。
産地のコストアップの価格転嫁もありますから…。
今後の農業を真剣に考えていかなければいけませんね。
来年も宜しくお願いします。
良いお年を!