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キャッシュレス!

今回はキャッシュレスについて考えてみます。

経済産業省が「キャッシュレスでポイントがもらえる」などのキャンペーンを行うなど、キャッシュレスが推奨されています。コロナ禍で紙幣や硬貨からの感染も危惧されているので、更にキャッシュレスを後押ししています。

 

便利な世の中は、人間をダメにする?

 

私はネットショッピングや少し高額な支払いをするときは、クレジットカードで決済をしますが、それ以外は基本現金で支払ってます。
私は何を隠そうコンビニ愛好家なのですが、今でも買い物は全て現金で支払っています。なるべく財布内の小銭を減らすため、計算してお釣りをもらうようにしています。例えば支払いが98円だった場合、103円払って5円玉のお釣りをもらいます。(1円玉が3枚ある場合ですが)
キャッシュレス決済にすれば、余分なことを考えずに簡単に決済できることは重々承知してますが、便利な世の中になるにつれ、どんどん人間はアホになっていくような気がして…。
話はちょっと違いますが…。携帯電話が普及する前は、皆さん電話番号を頭で記憶していたと思います。友達や親戚の家の電話番号を覚えていたのではないでしょうか。今でも昔覚えた電話番号を忘れずに暗唱できるくらいです。
しかし、携帯電話がなくてはならなくなった現在では、電話番号たるものは全く覚えてません。もし、携帯電話を失くしたら、どこへも連絡が取れなくなるでしょう。私の息子に至っては、自宅や自分の携帯番号さえわからないと言います。恐ろしいですね~。

話をキャッシュレスに戻します。

 

キャッシュレスのメリットとは!

 

キャッシュレスの様々なメリットは下記の通りです。

 

・紙幣や硬貨の製造、輸送、流通にかかるコストやATM設置コストなど、現金を社会に流通させるためのコスト削減ができる。

・スムーズかつスピーディーな決済が可能になる。

・企業や店舗側の現金管理がなくなれば、業務効率化閉店後の集計の際、現金管理業務が効率化される。

・インバウンド消費の面でも、現金の両替をする必要がなくなる。

・お金の流れの透明化による不正行為防止が期待され、それにより治安向上にも繋がる。

などなど…。

 

日本のキャッシュレス決済比率は18.4%(2015年)と世界の先進諸国に比べて低い状況です。

そこで政府は、2025年までに日本のキャッシュレス決済の比率を40%にまで高める目標を掲げ、官民ともにキャッシュレスに向けた動きを活発化しています。

 

ただ、一言にキャッシュレスといっても様々なものがあります。

個人的には交通系ICカードは非常に便利だとは思いますが、人それぞれ価値観がが違います。無理にキャッシュレスを推し進めるのではなく、それぞれの必要に応じて使用していけばいいのではないでしょうか。