野菜スープ！

新型コロナウィルスの感染は、日に日に拡大しております。ここ名古屋でも市中感染が広がってきました。そんな中、この本に目が止まり読んでみました。大変権威のある、熊本大学の前田浩名誉教授の著書であります。客観的データに基づき分析・提言されているのですが、内容は眼から鱗でした。

吸収学とは！

特に私が注目したのは、「栄養学」より「吸収学」が大事という部分です。どんなに栄養価の高い物を食べても、効率的に体内に吸収されやすい摂取の仕方でないと、余り意味がないという事です。野菜は本来自らを守るためにファイトケミカル（強い抗酸化力を持つ機能性成分）を持っています。その成分がウィルスやガン予防に有効なのですが、硬い細胞壁に覆われている為、噛んだり潰したりしただけでは壊れません。しかし、加熱すると簡単に破壊して外に出てくるのです。つまり煮物にした時の煮汁に沢山含まれているのです。

野菜スープが最高の栄養吸収策！

先生が推奨する摂り方は野菜スープです！一度に沢山作って冷蔵・冷凍しておいて、好きな時に飲む事ができる利点もあります。私も早速やってみようと思います。

他にも「食」という観点から、少子化問題や中高年引きこもり問題、食料自給率など様々な提言をされてます。是非一度お読みになってください。超オススメです！